BIOS
BIOS(Basic Input・Output System)とは、基本的なデーターの入出力をコントロールするために必要なソフトウェアのことです。
昔はBIOSを使って機器をコントロールしましたが、現在ではBIOSを使わずにデータをやりとりすることが多いようです。
PCカード
PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)がアメリカで発達しました。
これは日本電子工業振興会(JEIDA)による規格を受けたためです。
PCカードは両者で共同に規格化を進めて、1990年には、PCMCIA1.0、1991年にはPCMCIA2.0、1992年にはPCMCIA2.01が誕生しました。
一昔前まではPCMCIAカードとよんでいましたが、最近では縮めてPCカードと呼ぶようになりました。
DMA機能の追加、多機能PCカードへの対応が可能となりました。
USB
USB(Umiversal Serial Bus)とは、パソコンと周辺機器を繋ぎ、データを転送するためのバスです。
しかし、USBは転送データーが低速であるため、転送データーが低速でもかまわない種類の周辺機器にしか使えません。
マッキントッシュがUSBを採用したり、Windowsがサポートすることによって、急激に普及しました。
このUSBはホットプラグ(Hot Plug)という機能があり、電源を入れたまま周辺機器などに接続すると、ドライバーなどのシステムの設定を自動的に行ってくれます。
アプリケーション
アプリケーション(Application)とは、画像処理や印刷、送受信、文書の作成などの処理を行うために必要なソフトウェアのことをアプリケーションといいます。
正式にはApplication Software(アプリケーション ソフト)といいます。
このアプリケーションはフリーソフトウェア(ただで使うことができるソフト)もあれば、シェアウエア(お金で買うソフト)のものもあります。
フリーのソフトウェアでも、優れたソフトはたくさんあります。
フリーウェアやシェアウエアは、vectorなどのホームページからダウンロードすることができます。
スキャナー
スキャナーとは、写真やイラストなどの印刷物をパソコンに取り込むことができる機械のことをいいます。
また、透過原稿ユニットを使うとネガフィルムを現像した写真のように見ることができます。
しかし、今はデジタルカメラが主流となってしまったので、使う人は少なくなりました。
スキャナーを使って画像を取り込むことによって膨大な画像や、原稿を一気にまとめることができるのでとても便利です。
スキャナーの価格はピンキリですが10000円くらいから買えるようになりました。
ウイルスチェッカー
ウイルスチェッカー(Virus Checker)とは、パソコン内に潜んでいるトロイの木馬ウイルスや、その他の悪意あるプログラムを見つけ出してくれるソフトのことです。
このソフトは見つけるだけではなく、ウイルスを除去してくれる機能もついています。
しかし、新しいウイルスが次から次へと出てくるので、アップデートを定期的に行わなければ、新しいウイルスに対応できないので注意が必要です。
自分のパソコンにウイルスが入っていると他人にもウイルスを感染させる恐れがあるので、ウイルスチェッカーをもっていることが望ましいです。
ネットワーク インターフェース
ネットワーク インターフェース(Network Interface)とは、パソコンをネットワークに接続するために使うもので、LANアダプターともいいます。
いまのパソコンにはほとんどLANアダプターが内臓されています。
LANアダプターが付いていなくてもPCカードが挿入できるパソコンであれば、PCカードを使ってネットワーク インターフェースを使うことも可能です。
ハブという周辺機器を使ってやると家庭で複数のパソコンをネットワークに接続することが可能となります。
クラッシュ症候群
クラッシュ症候群とは、体や足、手などに倒れたタンスや冷蔵庫など重い家具などの下敷きなり、長時間圧迫されると、助け出された後に肝臓の機能が急速に悪化する病態のことです。
クラッシュ症候群は日本で阪神淡路大震災のときに有名になりました。
この病名を知っている内科系の医者はほとんどいなかったのでクラッシュ症候群の犠牲になった人達が多かったようです。
人体組織のざめつによりカルシウムイオン濃度が変化することが原因の一つになっていることが分かりました。
トリアージ
トリアージとは、限られている資源のもと、効果を最大限に得るため、患者の重症度を的確に知り、緊急度によって治療優先度をつける行為のことです。
災害医療の4Tというものがあり、トリアージTriage 治療(Treatment)、運搬(Transportation)、転送(Transfer)があり、災害医療の大きな特徴となります。
黒は生存の可能性が絶望的か、死亡しているときに使い、赤は第1優先で要緊急治療、黄色は第2優先で要緊急治療、緑は第3優先で軽症の患者に使われます。
このように分別されることによって見捨てられて死んでしまう可能性もあり、問題が残されています。
災害医療コーディネーター
災害医療コーディネーターとは、物的資源、人的資源などの協調や調整を行なうスペシャリストのことで、災害医療を効率的に実施するための職業です。
災害医療コーディネーターは通常であれば緊急医療の部長やそれに精通した複数人が任命されます。
災害医療コーディネーターのコンセンサスや責任、職能に関してはまだ明確には定義されていないようでが、災害が起きたときには必ず必要な仕事になるため、人材を養成する必要があります。