血液浄化法
血液浄化法とは、体内の毒性物質を除去する治療方法です。
腎臓機能が著しく低下してしまい老廃物が蓄積してしまった時の透析治療が代表的です。
透析を受けている患者数は約4万人います。年々増え続けているそうです。
内視鏡的治療
内視鏡的治療とは、大腸や胃にできたポリープを切除する時にこの治療が行なわれます。
内視鏡的治療は、開腹手術をする必要がなく患者に負担がかかりません。
内視鏡の技術や内視鏡の器具が進歩したことにより可能になりました。
また、十二指腸を切開して結石を取り出す手術も可能です。
ハンセン病
ハンセン病とは、マイコバグテリウムレプレという抗酸性かん菌の細菌により引き起こされる感染性の病気のことです。
世界では1000万人を超す患者がいると推測されていて、アフリカやアジアに多い。
従来では患者との接触により感染することにより感染すると言われていましたが、現在では接触だけでは感染しないと言われています。
感染すると感覚が鈍ったり、皮膚の色が変わったり、鼻が変形したりします。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、皮膚がかさぶた状になったり、かゆみを伴う病気のことで、幼児期に発症して思春期になると治ります。
しかし、大人になっても治らないケースもあるそうです。
アトピー性皮膚炎は強いかゆみを伴うので爪で皮膚を引っかき傷になってしまうことがあります。
そのため皮膚の感染症を合併しやすくなるので注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎は、若年者や小児に多く発症する肺炎のことで、細菌とウィルスの中間に属するマイコプラズマという菌に感染すると肺炎になります。
症状は発熱や頭痛が約4日続きます。その間に咳がひどくなります。
マイコプラズマ肺炎は4年ごとに流行する傾向があると言われていましたが、現在では年に関係なく発生します。
インターネット依存症
インターネット依存症とは、ゲームやチャットに依存してしまい、仕事や学校などに支障を来すことです。
家庭での生活態度が変化するので家族が気付く場合があります。
症状は口数が減る。無断欠席するようになった。顔色が悪い。睡眠不足。イライラしている。部屋にこもるなど。異常に長い時間費やさないと満足できなくなったらインターネット依存症になっているかもしれません。
食中毒
食中毒とは、人にとって有害なウィルスや細菌などの有毒なものを含んだ食べ物や飲み物を摂取することによって起こる急性の胃腸障害のことです。
有名な感染症の菌は、O157、胃炎ビブリオ菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などです。
O157は一時期、社会問題になったほどの菌で、日本でもっとも有名な菌だと思われます。
エコノミークラス症候群
エコノミークラス症候群とは、長時間、同じ姿勢で座席などに座っていると静脈の血が流れにくくなって血の固まりができる病気のことです。
特に飛行機では空気が乾燥しているので、水分が失われるために血が固まりやすくなります。
血の固まりが肺に詰まると息苦しくなります。重症の場合は死に至ります。
健康の定義
健康の定義とは、1948年に世界保健機関(WHO)が健康について定義したもので、(健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。)と定義しました。
この定義を日本政府の健康政策の基本としました。
遠隔医療
遠隔医療とは、インターネットなどのIT技術を使って医療を行なうことです。それにより患者と物理的に離れていても医療が行なえます。
医師の心電図や血圧、などのデータをインターネットで医師に送り、その病状を判断します。
また、治療ロボットを開発して遠距離で手術するという提案もあるそうです。(現在では実験段階です)