仙台初詣就職成就就職活動一般常識用語 健康・医療関係１
ゲノム創薬
ゲノム創薬とは、ゲノムデータを遺伝子レベルで利用し、病気の原因を調べて新薬を効率的に開発する薬のことです。
ゲノムとは生物の全遺伝情報が集まったもので人間の場合は約３０億個の塩基配列によって構成されています。
従来の医薬開発は偶然や経験に頼りながら医薬品として使える物質を探し出すという方法でした。
クローン
クローンとは、固体や単一細胞から無性的に増殖した個体群または細胞群のことです。
１９９６年にイギリスで世界初のクローン羊が誕生しました。
日本でも牛やネズミ、ヤギなどの動物がクローンによって誕生しました。
しかし、人間をクローンによって作りことを禁止しています。
それは、人間の尊厳を失うことを恐れたからです。
医学とは関係ありませんが、ＤＶＤやＣＤなどをコピーするソフトにもクローンという言葉が使われます。
高血圧症
高血圧症とは、継続的に動脈の血圧が高い状態になることです。
高血圧症の診断をする場合は複数回の血圧測定を行なう必要があります。
それは、測定時の状況や環境によって血圧値が変動しやすいからです。収縮期血圧１４０mmHg/拡張期血圧９０mmHg以下を正常血圧としています。ＷＨＯ（世界保健機関）
高脂血症
高脂血症とは、全身の血管の動脈硬化が進行して脳梗塞や冠動脈硬化などの動脈硬化を引き起こします。
高脂血症は無症状な場合が多いため持続してしまう可能性があります。
コレステロール220mg/dl以上、中脂肪率150mg/dl以上どちらか一方が当てはまっているか、又は両方当てはまっている人が高脂血症です。（日本動脈硬化ガイドラインより）
糖尿病
糖尿病とは、ストレスや飲みすぎなどの生活習慣や遺伝によっても発祥する病気です。
生活習慣が誘因となる病気なので生活習慣病とも呼ばれています。
厚生労働省の調べによると医療機関で治療を受けている患者は約２３０万人もいるそうです。
自覚症状が少ないために糖尿病になっていても気づかない人や、気づいていても治療を受けない人が多数いるそうです。
アルツハイマー病
アルツハイマー病とは、血液中の神経電脱物質であるアセチルコリンの量が低下する病気で、睡眠障害や鬱、幻覚妄想、物忘れなどの症状が表れます。
予防方法はサンマ、ウナギ、ブリ、マグロなどに含まれているドコサヘキサエン酸やエイコサベンタン酸が多く含まれた野菜や魚を摂取することで効果があるそうです。
日本でもアルツハイマー病の患者数が約１００万人います。
心臓移植
心臓移植とは、死亡した臓器提供者の方から心臓の提供を受けて、心不全から脱却する治療方法のことです。
１９６７年に南アフリカのバーナードによって世界初の心臓移植が行なわれました。
その後年間約３０００人の患者が心臓移植を受けるようになりました。
生存率は１年−９０パーセント ５年−７０パーセント １０年−５０パーセント 手術後は免疫抑制剤の投与が必要です。
脳死臓器移植
脳死臓器移植とは、脳死した人の臓器を臓器が必要な患者に移植することです。
また、臓器の移植に関する法律があり（臓器移植法）が１９９７年に成立されて、その年の１０月１６日に施行されました。
この法律により、脳死者の肝臓、心臓、肺、腎臓、小腸、胱臓移植が可能になりました。
しかし、脳死を一律に死亡とするのはどうなのか？という声もあります。
腎臓移植
腎臓移植とは、末期腎不全になってしまい腎臓が機能しなくなった患者さんに他人の腎臓を移植する治療法です。
心臓移植と同じく免疫抑制剤を飲めば普通の人と同じように生活することができます。
しかし、腎臓を提供してくれることが前提なのでいつでも簡単に移植できるわけではありません。
異種移植
異種移植とは、ブタなどの動物の臓器や人間以外の動物細胞で作った人口臓器を人間に移植する移植方法のことです。
ブタの臓器は人間の臓器と似ていることから移植によく使われます。
異種以前は臓器の提供者がなかなか現れず死んでしまうケースがよくありましたが、異種移植を導入することによりこの問題を解決できると期待が高まっています。
